日々進歩するバイオテクノロジー技術

日々進歩していく医療業界に関わるバイオテクノロジー技術の数々ですが、これまでの常識を簡単に覆してしまうような発表も少なくありません。
さて、今回ご紹介するバイオテクノロジー技術は、これまで非常にデリケートな作業を要していた血糖値のモニタリング方法について、画期的なアイデアを元に開発されました。

糖尿病患者に朗報の研究

研究していたのはカリフォルニア大学のサンティエゴ校、同グループはセンサー技術を利用することで、一切体を傷つけない非侵襲の血糖値検査を実現すべく、今も取組を進めています。
米国では、糖尿病患者の数が非常に増加しているため、このような血糖を測定するためのマーケットは80億ドルを超えるとも言われており、研究が盛んな分野と言えるでしょう。
このグループが用いている方法では、伝導性を高めるためのグラファイト、そして血糖を測定するための酵素を用いて特殊なインクを開発、利用しています。
伝導性を持ったステッカーを皮膚に貼り、その上にこのインクで線を書く。
そして、微弱な電圧をかけてその際の電流値を測定する。
たったこれだけで血糖値が測定できてしまうという、画期的な方法です。
糖尿病を患っている人にとって、日々の血糖値の測定はあまり嬉しくないものです。
また、その費用も徐々に膨れ上がってしまうことが多いもの。
このように簡素な方法を用いて測定ができるようになれば、ゆくゆくは現場の医師にかかる負担も軽減されることでしょう。

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